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尾張津島天王祭「朝祭」(令和4年7月24日)
最終更新日:2022年7月25日
「尾張津島天王祭」の朝祭が縮小開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響により中止が続いていた朝祭は3年ぶりの開催となりました。
車楽舟 行事
宵祭の翌朝、提灯を付けていた船は、能人形を載せた車楽舟に姿を変えます。朝祭では愛西市の市江車も加わることで、船は全6艘となります。
今年、6艘の船は出船できず車河戸での展示のみとなりましたが、その周りには3年ぶりの車楽舟を写真に収める見物客の姿がありました。
神輿渡御
例年、宵祭同日の昼間に行われる神輿渡御も今年は朝祭同日に行われました。
午前8時過ぎ、津島神社を出発した神輿は列をなして天王川公園北側の御旅所へと向かいました。
鉾持 衆
朝祭では、丸池に出船した市江車から10人の鉾持が布鉾を持って丸池に飛び込む様子が印象的です。
ですが今年は市江車の出船がなかったため、鉾持は御旅所から池へと飛び込みました。鉾持衆の3人が「コロナは自分たちの代で終わらせる!」と強い気持ちを持って池に向かう姿は勇壮でした。
身を清めた鉾持は、そのまま神社まで走り、楼門前の太鼓橋に張られた縄を手刀で切って神社に鉾を奉納しました。
神輿還御
鉾持に続いて、神輿や稚児らも順番に御旅所から神社へと戻ります。
神輿の後に稚児らが続き、列をなします。その行列の様子は美しくとても晴れやかな様子でした。
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